稲作漁労文化の継承
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地球と共に生きる農業のはじまり
認定NPO法人 地球と共に生きる会は、「未来の子供達に美しい地球を残したい」という想いから、2000年に設立されました。「生きることは食べることから」という信念のもと、全国各地で無農薬・有機農法による農作業ボランティアを実施。自然と調和した「地球農法」を実践しています。この農法は、台風や冷害といった自然災害にも負けず、天・人・地の調和を目指した日本古来の農の形です。
日本の伝統農法と天皇家の稲
地球農法の原点は、理事長が天皇家の稲を頂いたことに始まります。天皇陛下は毎年自ら米を育て、皇后陛下は養蚕を通して「衣食住の原点」を大切にされています。特に稲作は連作が可能で生産性・栄養価が高く、世界の食糧危機を救う力があります。水田は「緑のダム」とも呼ばれ、環境保全にも大きな役割を果たすのです。
稲作と「和の心」
稲作は単なる農作業ではありません。日本人が古来から大切にしてきた「自然と共に生きる生き方」そのものです。お田植え祭りや収穫祭、新嘗祭などを通じて、日本の伝統文化と精神を次世代へと伝承。皆で協力して行う稲作には、「共に生きる」「争わず自然と調和する」という「和の心」が息づいています。
お田植え祭りについて
お田植え祭りは、田の神様をお迎えし、五穀豊穣を祈る神聖な行事です。稲と大地の結婚式(まぐあい)ともされ、人がその仲人役を担います。天と人と大地が一体となるこの祭りは、自然の恵みに感謝しながら、命の源である「食」を育む営みです。現在、富士山麓の「地球の里」から全国へと広がりを見せています。
2024年お田植え祭りのご案内・駐車場
お田植え祭り会場は、富士山を望む長閑な農村地域です。駐車台数に限りがあるため、駐車場のご利用には事前予約が必要です。ピストン送迎も予定されていますので、ご利用の際は以下の情報を明記のうえ、メールにてお申し込みください。
申込期限 | 2024年5月15日(木)12:00まで |
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宛先 | festa@chidama.net |
記載事項 | 1.申込者名(運転者) 2.車種 3.ナンバー |
収穫祭りと感謝のこころ
収穫祭りは、稲の実りに感謝し、神様と喜びを分かち合う祭りです。たわわに実った稲を、感謝の気持ちを込めて手作業で収穫します。この祭りを通して、自然の恵みへの感謝や、人と自然と人同士が支え合う心を伝え続けています。毎年多くの参加者が全国から集まり、この感動を分かち合っています。
水ぼたる米クラブの活動
「水ぼたる米クラブ」は、地球と共に生きる会の趣旨に賛同し、全国の農家と協力して活動する任意団体です。富士北麓を拠点に、伝統文化である「稲作漁労文化」の再興を目指しています。お米作りを体験し、自然と共に生きる知恵と感謝を学ぶこの活動には、どなたでも参加可能です。
稲作漁労文化が未来をつくる
稲作漁労文化とは、人と自然が調和して生きる日本の原点です。この文化は、食だけでなく生き方の哲学を含みます。その精神に共鳴する人々が集まり、水ぼたる米クラブが誕生しました。未来を担う子どもたちに、この豊かな文化と精神をつなぐため、さらなる参加と支援を呼びかけています。